2025/08/19
寝違えと水分不足には深い関係があります。
筋肉は約70%が水分でできており、十分な水分がないと柔軟性が失われ、
硬直しやすくなります。
さらに首の関節を支える椎間板や関節包も水分を含んでいるため、
脱水状態ではクッション性が低下し、動きがぎこちなくなりやすいのです。
また、水分不足は血液をドロドロにして血流を悪化させ、
筋肉内に乳酸などの老廃物が溜まりやすくなります。
特に就寝中は水分を摂らないため、朝目覚めたときに首がこわばり、
寝返りなどの小さな動きでも痛めやすい状態になっています。
加えて、脱水は体にストレスを与えて自律神経を乱し、交感神経を優位にします。
交感神経が優位になると筋肉は収縮しやすく、
首周りがこり固まった状態で寝返りを打つことで寝違えにつながることがあります。
つまり、水分不足によって筋肉の柔軟性が低下し、血流が悪化して老廃物が蓄積しやすくなり、
自律神経の乱れも重なることで、ちょっとした動きでも首を痛めやすくなるのです。
予防のためには、就寝前にコップ一杯の水を飲むことや、
日中もこまめに水分を補給することが大切です。
また、寝具や枕を見直して首に負担をかけにくい環境を整えることも効果的です。
また寝違えで辛い時は新田辺整骨院へお越しください!